2019年6月11日火曜日

妊娠3ヶ月(8W・9W)

妊娠8w・9w(5/22〜6/4)
この期間は日にちの感覚が無い。
記憶もなければ記録もないので2週間をざっくりと。


吐くために生きているような気がしてくる。
日文も文昌も辛かったけれど、こんなに辛いなら死にたい・・・と初めて思うほどだった。
吐こうにも胃液すら出なくなり、胃痛とともに血が出るようになった。

その日もいつものようにトイレで吐き続けたのち、机の食器を片付けようと流しに向かうところだった。
目の前が白くなり、頭がガクガクと震え出してこれはヤバいやつだ!と何かを掴もうとした瞬間に記憶がなくなる。
寒くて目を覚ますと床。
全身はびしょ濡れですっかり冷たくっているし、打ったのであろう頭がズキズキしているし、横には鍋が転がっていた(思わず掴んだものがお湯を入れていた鍋という愚かさ)。
お腹を打っているかもしれない・・・と不安になり、仕事中の安澄に申し訳なく思いながらも電話→このところの全てが溢れて過呼吸になってしまう。
子供らのことや、安澄への申し訳なさから、自分の不安や辛さは極力考えないようにしていたけれど、流石に限界だったのかもしれない。

点滴をしてもらおうと、今回出産希望の病院で初診察。
診察室へ呼ばれると今回も例に漏れず入院を指示される。

流石に子供らが心配で入院を渋っていると、今まで優しかった先生に「悪阻ナメないでくださいね。もしお母さん自身も赤ちゃんも死んでしまう覚悟が出来ているならどうぞ入院しないでください。無事に出産したいなら、今日から入院してください。いまの貴方はそういう状況なんです。」と言われる。
安澄と相談し、子供らを任せて入院させてもらう事にした。
日文は理解しているので泣きながらも「元気になるための入院なんだからお母さん頑張ってね!日文も頑張るからね。」と言ってくれる。
その横で懸命に私の点滴を抜こうとしている文昌。
この子はお兄ちゃんになれるのか?
心配でしかない。



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