2015年7月17日金曜日

八ヶ月(28w〜31w)

28週0日目
好きな料理家さんの料理教室へ。
丁寧な下ごしらえで料理は変わるんだ!と目から鱗の体験。
妊婦と気付かれ、私だけ座ったままで講義を受ける。
元気な赤ちゃんをね。と言ってもらいとても嬉しかった。
夕方からは自宅で餃子パーティー。
なんとか料理をこさえるもやはり通常とは違って動きが悪い。

28週1日目
名古屋からの友人夫妻とあらなこ夫妻と私達でくしま食堂へ。
名古屋夫妻の旦那さんがはんこ職人と知り、我が家の印鑑を作成していただくことにした。
どうせ作るならば、気の置ける知り合いに作ってもらいたいというのが私達二人のいつもの意見。
出生届けのこともあるので購入せねばねーなんて話していた矢先の出来事だったので運命を感じる。

29週0日目
野老さんのご自宅へ。
つい半年前は赤ちゃんだったのにすっかりお姉さんになったりみちゃん。
色々な人が現れ、安澄も楽しそうにお酒を飲んでいる。
帰り際、りみちゃんのお下がりを腹の子用にともらう。
初めての腹の子の洋服。
びっくりするほど小さい。

29週3日目
お下がりをもらったので、これを機に洋服を買ってあげようと言うことになる。
二人で選ぶ、初めての洋服。
どれもこれも小さくて、こんな日を迎えられたことが嬉しくてたまらない。
小さな紙袋に入った3着の洋服。
しっかり抱えながら、泣き出してしまう。
妊婦は涙もろいから大変だ。

30週1日目
人間交差点というライムスター主催のフェスへ。
腹の子の初フェスはまさかのヒップホップだった。
炎天下のなかで休む場所もままならず、途中でリタイア。
セイホー!を生で体験するとは、人生は何がおこるか本当にわからないものだ。

30週3日目
お通夜への出席は安澄だけ参列して、私は近くのファミレスで帰りを待つ(妊婦は行かない方が良いというので)。
死に方はその人の生き様なんだなーと思う。
とてもその人らしいお別れの仕方で、不謹慎かもしれないけれど格好良いとさえ思った。
安澄はその人の訃報を聞いてからというもの、ふとした時に涙ぐんでいる。


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