2015年7月17日金曜日

臨月(38w)

38週0日目
11回目の検診の為助産院へ。
今日も腹の子は元気にドクドクと心臓を打っている。立派な背骨と立派なへその緒。
相変わらずの可愛さに二人でニンマリしてしまう。
次の検診の予約をするも、その前に産まれる可能性もあるわけだ。すごい・・・。
まだ横向きでいるようなので四つん這いするように指導を受ける。

検診後はしいちゃん宅へ。
美味しいご飯の数々と会いたかった面々にまたも元気をもらう。
しいちゃんのサバ寿司、本当に美味しかったな。

その後立川へ移動し、マッドマックスを鑑賞。
観終わった後の偏差値がだだ下がったような感覚がすっごく爽快で、サイコーサイコーと笑いながら帰宅した。
安澄と付き合ってから今まで見向きもしなかった映画も観るようになった。
そして大抵がどはまりしている。

38週1日目
夜は眠れず、やっと起きたら昼近く。
安澄は晴れの合間の庭いじりにご満悦の様子でスッキリした顔をしている。
ホットケーキを作ってくれ、あまりの美味しさに一人で三枚も平らげる。
夕方はたーちゃん宅で甥っ子とたこ焼きパーティー。
最初は焼きがうまくいかず二人で変な汗を出すも、なんとか成功させて面目を保つ。
甥っ子の小さな時のビデオを流してもらい、その姿にじんわりとする。

帰宅後しばらくすると子宮が今までに感じたことの無い硬さになる。
なんだろうなんだろうと腹を擦っていると妹からのメール。
陣痛が来たから病院へ行ってくるとのこと。
ライカの時ともソウマの時とも違う祈りの気持ち。
自分の腹をしっかりと抱えながら案じていると、二時間後に産まれたよ!のメールが届く。
安産も安産。

38週2日目
羊肉にがぶつきながら白ワインをたしなむ。
りかさんからの思い残すことは無いか?の問いに全く無い!と答えられた事に幸せを感じる。
妊娠が分かってから本当に色んなところに行けた(横須賀、花敷温泉、金沢、山梨、白骨温泉、静岡)。
これでもか!というくらい二人で沢山のデートをしたし、沢山の会話をした。
腹の子のおかげで、二人はもっと良い関係になれたと思う。

7月から産休に入るはずの安澄だけれど、打ち合わせが入ったりなんだりで仕事が続いている。
そのことで心が焦り気味。漠然とした不安が大きくなっているのだろうと思ったので散歩に誘う。
産休に入るという気持ちが嬉しいということなど、二人で歩きながら心の整理をする。

38週3日目
リビングの机を新しくしようということでフルスイングさんに依頼。
その為の打ち合わせで八王子へ向かう。
つかの間のドライブがとても楽しく、浮かれる私。
机は想像していたよりも素敵なものを作ってもらえそう。
腹の子と一緒に育っていくダイニングテーブル。
知り合いに(しかも二人が仲良くなるきっかけとなったフルスイングさんに)作ってもらえるなんてありがたいことだ。

38週4日目
そんなこんなで予定日まで10日。
これから迎える大仕事に少なからず緊張している日々なので無性に甘えたくなる。
前駆陣痛と呼ばれる不規則な痛み。
トイレに行く度におしるしは無いかと確認するドキドキ。
それを察してか、安澄は今までよりも更にマッサージの時間を増やしてくれるようになった。
*妊娠線が出来なかったのは間違いなく安澄の努力の賜物。
奇麗なお腹だねー!とどの助産師さんにも褒められるのだけれど、その度に安澄に感謝している。毎晩毎晩欠かさずにケアしてくれて本当にありがとう。

38週5日目
39週検診。
正位になり、子宮底も下がっていていると言われた。
ジンクスにあやかろう!ということで焼き肉を食べに行く。
帰宅後、安澄は仕事。私は昼寝。
夜ご飯はチキンのマスタード焼きとマッシュル−ムのサラダ・スープとパン。
布団に入りながら船を編むを鑑賞。

38週6日目
朝起きると安澄のパソコンの音がパチパチとなっている。
本を読んでから洗濯をまわし、掃除機をかけてカーテンを縫う。
安澄が家に居るというだけで心がリラックスして時間を有意義に使う事が出来る。
二人で朝ご飯を食べて安澄は仕事へ。
今日は子どもが産まれたら手の込んだ料理を作る事が出来なくなるので、安澄にコース料理を作る日と決めていた。
材料の買い出しを終えて、台所に立つ事二時間。
全ての下ごしらえを済ませて、安澄の帰りを待つ。

帰宅後始まった割烹愛美。
作っては食べ、作っては食べと動き回りながらなので忙しいなれど、今まで見た事の無い程に喜ぶ笑顔に疲れも吹っ飛ぶ。

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