2014年12月4日木曜日

備忘録-土屋産婦人科の初診へ-

12月4日
早速予約した個人病院の初診へ向かう。
初診問診票に諸々記入し、16日ぶりの腹の子との対面に緊張しながら時を過ごす。
前回は胎のうの確認しか出来なかったので、きちんと育ってくれているのかとても不安だった。
この16日の間に何度妊娠検査薬を試し、二本の線が出ていることに安堵しただろう。
どうか育っていますように!と、泣きたくなるような毎日だった。

名前を呼ばれ、診察室に入ると初めましての先生が病院での確認は?やらやら、矢継ぎ早に質問をしてくる。
一つ一つにきちんと答えるも、先生と一度も目が合うことなく、経膣エコーの為の診察台へ促される。

足が震えている事に気付き、ビビっている自分に面白さを感じながら診察台に足をかけてその瞬間を待つ。

グリグリと器具が動き、ピタッと止まったそこに、腹の子は居た。
前回はただの黒い丸だった空間の中に何かがあって、小刻みに、手をグーパーしているように動いている。

心拍の確認=育っている

しっかり着床してくれたようで、第一段階は有難いことにクリア出来た!
「これが心拍ですか?生きてるんですか?育っているんですか?」
今度は私が先生に矢継ぎ早に質問し、全てにYesを貰った瞬間に涙が溢れて止まらない。
次の検診は2週間後と言われ、エコーを手渡される。
先生とは結局一度も目が合うことは無かった。

診察室から出ると心配そうな顔で待っている安澄。
思わずガッツポーズをすると、安澄は満面の笑顔で立ち上がった。