2021年11月4日木曜日

2021.11.4

年々、自分の誕生日に何かして欲しい。という感情が薄れていく。
38歳という特に節目になる年齢でないこともあってか、日を跨ぐ頃にはぐっすり夢の中で、起きてからも感慨無く日常を過ごす。
髪の毛の染めむらが気になり、当日に美容院を予約し、ちょっとしたお祝いにとヘッドマッサージを追加したくらい。

子どもたちが保育園から戻り、アズミが夕食を用意してくれるというので遊びながら待つ。
お祝いご飯はハンバーガー。
ジューシーなハンバーグとトマトのバランスが最高に美味しくて、子どもそっちのけでおかわりした。

その後、前日に作ってくれていたチーズケーキと共に、日文の企画した誕生日会がスタート。
保育園から持って帰ってきていた大きなモンベルの紙袋から、手製のマイク(まつぼっくりとトイレの芯)を取り出し、司会を始める。
まずは芋がらで作った王冠をかぶせられ、みんなにも配り出す。
家族全員が芋がらの王冠を頭に乗せてなかなかシュールな光景。

文昌がアレクサに電気を消すように頼むもなかなか伝わらず、笑いが起こる。
ケーキと共に子どもたちの歌が始まり、十も懸命に手を叩いて祝ってくれた。

誕生日プレゼントの時間ですと、これまた紙袋からトイレの芯で留められたお手紙2つと
畳まれたカード1つが手渡される。
日文とさよ(日文の親友)それぞれからのお手紙と、保育園の先生からの寄せ書きだった。
どうしたの?と聞くと「日文の誕生日にお母さんがいいないいなって言ってたから、喜んで欲しくて先生たちにお願いしたの!」と嬉しそうな日文。
なんてことだ‥としばらく口を開けていた(に違いない)。



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