2014年11月23日日曜日

備忘録-初悪阻-

11/23
妊娠6週目(◯ヶ月では無く、週数で現在の状態を伝えるのは妊娠ならではの数え方だと思う)の日曜日。

妊娠がわかったといえど、まだ心音の確認も取れていないのでまったく実感が無い。
だって、ただの黒丸だったし。←前回の記事参照。

少しの変化も見逃さないぞ!と、ありとあらゆる神経を駆使してアンテナを張り巡らすも、いたって快調すこぶる元気!
勿論お腹も膨らんでいないし、乳房だって小さいまんま。

そんなわけで二人で銀座にお出掛けをした。
先ずはakomeyaという、米に合う諸々を扱っている店で1000円買い物大会を開催。
時間と金額を決めて各々欲しいものを購入し、後で見せ合うというだけなのだけれど、これがなかなか面白い。
あっという間にタイムアップを迎えて、購入品を片手に併設されている食事処で定食を食べることにした。


お値段もなかなか(確か2000円くらい)なだけあって、品数も豊富。そして何より白米にぴったりなおかずの数々に箸を持つ手も力が入る。
いただきますと手を合わせて食事を進めると、アレアレなんだかおかしいぞ‥と。
美味しいはずの諸々がなんだか美味しく感じない。
秋刀魚の大根おろし和えを口にした時から強まる口の中の違和感。
うーん。
この感覚はなんだろう。

それでも勿体無い精神で食べ進めようと試みるのだけれど、気持ち裏腹箸がまったく進まない。
あ!無理だ!とトイレに席を立つと、トイレの匂いが最後の一押しをしてくれて、呆気なくリバースするのだった。

嗚呼、ついに来たか。これが悪阻か。

と、これから始まる地獄を知らない私は、ようやく訪れた妊娠症状に安堵したり、喜んでしまったりもした。
胃のムカつきは二日酔いの苦しさを軽くした程度で、嘔吐物はすんなり吐けるのでむしろ二日酔いより楽とも言える。
日頃の訓練(ただの飲みすぎという自業自得)の成果がこんなところで活かされるとは!
なーんて少し自慢気になっていたあの時の私。
思いっきり平手打ちしてからギューっと抱きしめてあげたい。

一度吐いてスッキリした私は満面の笑みで席に戻り、ピースなんかしちゃったりして、初の悪阻症状を安澄に報告するのだった。


この時の症状
*頭痛
*眠気
食べれなくなったもの
*生物(刺身)
*玉ねぎ、長ネギ


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